南部鉄器とは
岩手県盛岡が誇る国の伝統的工芸品の鉄器。
1975年には「国の伝統的工芸品」第1号の指定を受けています。そのルーツは古く、17世紀中頃、南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのがはじまりです。
以来、良質な原材料に恵まれていたことや藩が保護育成に努めたことで発展を遂げてきました。
人形町今半の刻印入り、南部鉄器鍋
弊社の飲食店舗で使用しているお鍋も製造して頂いている創業明治35年の南部鉄器のトップメーカー「(株)岩鋳」様の南部鉄器すき焼き鍋。
ふっくらと優しく繊細な鋳肌。使うほどに愛着のわく重厚な味わい。丈夫で長持ちし、お手入れ次第で次の世代まで引き継ぐことのできる耐久性・堅牢性を誇ります。
みちのく小京都・盛岡の歴史と風土が作り上げた、400年余の伝統を誇る南部鉄器を使って炊く贅沢なすき焼きをご堪能ください。
長持ちさせるための南部鉄器 お手入れ方法とご注意点
お手入れ方法
<はじめて使用する時>
- 本体をお湯でよく洗い、軽く空焚きをして水分を蒸発させてください。
- 牛脂や油をうすく塗ってから火にかけ、野菜くずなどを炒めてからご使用ください。鉄特有の臭いがとれます。
<使用後のお手入れ方法>
- 本体をお湯でよく洗い汚れを充分におとし、弱火で水分を蒸発させてから保管してください。
- 内側に牛脂や食用油を薄く塗ってください。サビ止めに効果的です。
使用上のご注意点
- 熱いままの鉄器を水に入れて急に冷やしたり、落としたりはしないでください。ヒビや割れの原因となります。
- 本製品にはサビ止めのため、焼付塗装を施しておりますので金属製のへらや 金属製のたわし等の加工面に傷をつける恐れのあるものはご使用をお控えください。
食器洗浄機・乾燥機・電子レンジ・IHは対応しておりません。ご注意ください。
- 食材に含まれるタンニンと鉄分が反応して料理が黒くなることがありますが、身体に害はございません。
錆びついてしまったら
- 鉄サビは身体に害はございませんが、気になる場合はたわしで擦り落とし、その後、牛脂や食用油を塗って野菜くずなどを炒め、油を十分に馴染ませてからご使用ください。